2014年2月2日日曜日

有難う御座いました。

本日、ソフトウインドにて加畑嶺さんとのデュオライブを終えることが出来ました。お越しくださいました方々、本当に有難う御座います。

遠方からですとか、お仕事のあとですとか、またお具合の悪い中など、本当に沢山の方がわたしどものためにお時間を割いてくださって、わざわざ足をお運びくださいました。本当に感謝です。

わたしたちのように音楽を仕事としている身としては、来てくださる方がいるというのはなにより喜ばしいことです。そして、励ましのお言葉や、よかったです、などお褒めの言葉は、どんな薬よりもわたしたちの疲れやストレスを癒してくださいます。

すこしでも、来てくださる方々のお気持ちに応えられる演奏ができるよう、より精進を重ねていかなければと強く思ったライブでした。


また、この度も沢山の方から沢山の頂き物をしまして、本当に本当にありがたい限りです。有難う御座います( ; ; )

おうちに帰ってひとつひとつ、まあ素敵ねとか、まあいいわねとか言いながら母と開封していくのは、コンサートやライブのあとのわたしの楽しみです。
疲れているはずなのに労ってくれる両親に、わたしもなにか、スマートにできるようになったらいいのですが、まだまだこども過ぎて甘えてしまったりして、いけないですね。

今年の目標は、努力もせずに他人を羨まないこと、と決めているので、出来るとこからちゃんとした大人目指して頑張ります!


お越しくださいましたみなさま、本日はどうぞゆっくりお休みくださいませ。



余談ですが、帰宅してから左人差し指の爪と肉の間が割れました。わたし、爪を切りすぎた時にこの症状によくなるのですが、演奏中にならなくて本当によかった…^^;

星野沙織

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2014年2月1日土曜日

弟のように、伴侶のように、隣人のように

クリムトのなんという絵か忘れてしまったのですが、一目見てその色使いに目が奪われてしまいまして、以来この絵をいつか生で見て見たいと思っています。
生でみてみたいと思っていた絵というと、ゲルニカとフェルメールの画家の肖像(題名定かじゃ無いです)、あとミレーのオフィーリアなどですが、これらはもう生で見ることが出来ました。あとはゴッホのひまわり、ミロの月の壁、櫃田伸也さんの風景などですが、これらは実現出来るのかは分からないですね。ミロなぞはパリにいかないと不可能ですし…^^;

こうしてひとの心にぼっかりと穴を開けて、そこに居座る絵画というのは、やはり特別なちからをもっているなと思うのです。絵でも音楽でも、食べ物でもカトラリーでも、生み出す力をもつ人というのは本当に素晴らしいですね。




わたしの楽器は体が小さくて、音もとっても素直に出てしまうのです。

ボディが小さければ音もこぢんまりとしやすいし、又きつい音が出やすいというのは、買い換えの時点でわかっていたことなのですが、それでも数ある楽器の中からいまの楽器を選んだのは、わたしに足りない技術的、表現的部分を、この楽器と接することによって自分自身にわからせる為でもありました。
素直すぎるくらい音に出してくれるわたしの楽器は、気を抜くとすぐほころびを露呈してくれるので本当に弾きづらく、また梅雨時期は何箇所も剥がれが見つかります。昨年はいきなり指板が剥がれ、急遽新実先生の楽器にお世話になったこともありました。

この楽器と出会い、おつきあいを始めて約10年経ちます。浮気心が芽生えたこともあるけれど、きっと多分、この楽器とこれからも歩んでいくことになるのだろうと思っています。

音楽に力をもらって、この楽器と飛べるのはわたしだけだと思っているから、この楽器はもっともっと、豊かな力をもっていると思うから、その力をできる限り発揮させてあげられるよう、わたしも少しずつ、でも休みなく、前に進んで行きたいなと思うのです。




教習所を卒業致しました。あとは試験場で試験を受ければ免許が公布されます。

教習所の教官さんに言われた、「もっと運転に自信をもって行動したほうがいいですよ」のお言葉が、まるで音楽生活や私生活まで知られているようで、苦笑いをするしかありませんでした。


わたしの卑屈な考え方や自己を卑下する癖は、一体生きてきた中のどのシーンで染み付いたのか知りませんが(生来持っていたものなのかもしれません)、それも緩やかに治していけたら、それがつまり、わたしの中での「大人になる」という状態なのではないかと感じています。


そろそろ寝ないと…Oo。(ρω-)



星野沙織
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